シェーダー、ファイル間の移動方法②
今回は前回より作業は簡単です。
前回と同じくCutOutシェーダーを移植してみましょう。
前回同様に作業フォルダーは一応作って作業しましょう、まぁ、慣れればその必要は無いのですけど~。
フォルダーを作りましたら前回同様にシェーダーを入れたいファイルをフォルダーに置きます。
まずは前回のネコ耳のファイルを開きます。
開いたらすぐに左下のウインドーのMaterialsをクリックしてマテリアル類を表示してください。
開きましたら、そのまま、移植先のファイルを開き、同じくウインドーをMaterialsにしてマテリアル類を表示しましょう。
これで2つのファイルを開いた状態になりましたよねぇ。
準備はこれで終わりです。
後は移植したいシェーダーを移植元のファイルのウインドーで選びます(クリックします)。
選びましたら、左下のメニューの「Assets」から「Mark for Copying」を選んで下さい。
そうしますと下の画像の右の画面の様に下線がシェーダーに入ります。
この状態になりましたら、移植先のファイルにウインドーを変えまして、
同じく左下のメニューの「Assets」から「Paste All Marked」を選ぶと
下の画像の右側の様に黒く浮き上がった文字の新しく追加されたシェーダーが表示されます。
これでシェーダーのみの移植は完了です。
あとは一度Saveして新しく入ったシェーダーにIDを割り当ててください。
そうすれば普通に使えるようになります。
それと上記とまったく同じ方法でマテリアルもコピーできますので、そちらも活用するとより色々出来るかと思います。
また、この方法ですと複数のマテリアルやシェーダーを選んだ状態でも使用できます。
どうでしょう?前回よりは簡単だったのではないでしょうかねぇ。
では、なぜ、前回のややこしい方から説明したかと言いますと、Workspaceを使う作業は実は他にも色々ありまして、
フレームをまるまるコピーしたり、MonoBehaviorの移動や移植に使ったりと多方面に渡ります。
ですので、今後そのような説明をする際に、一度でもWorkSpaceを使っていますと理解しやすいかなぁっと言うことで
わざわざややこしい方を先行して記事にした次第です。
あともう一つのシェーダーの移植は、既存のシェーダーの名前を移植するシェーダーと同じ名前にリネームして、
そこにReplaceで上書きするという方法もあるのですが、これはあまりお勧めしません。
なぜかと言いますと~今回のCutOutシェーダーの移植でも解りますように関連したシェーダーが引っ付いて来ないので
何か不具合が出る可能性が有るからです。
この方法は本来、既存のシェーダーを改造し埋め戻す場合に使いますので必要な機能ではありますが、
移植向きでは無いということですねぇ。
っとまぁ、シェーダーの移植や移動に関して私が知っていることはこのぐらいですねぇ。
取敢えずシェーダー関連はこれでおしまいかなぁ(;^_^A
ではでは~よいプレクラライフを~(^^)/